初夏の風物詩
春から初夏にかけて、田んぼのあぜ道や公園、そして湿地に色鮮やかな花を咲かせる菖蒲。世界の温帯に約 150 種、日本には 9 種が存在し、多くが観賞用として親しまれています。特に、日本で古くから愛されてきたのが、アヤメ、カキツバタ、そしてハナショウブの三種です…
中でもハナショウブは、梅雨の頃に水辺を彩る風物詩として知られています。大きく江戸系・肥後系・伊勢系・長井古種の 4 つに分類され、絞りや覆輪などとの組み合わせを含めると 5000 種類あるといわれています。